SWD4CS ーコントロールの配置/選択/削除ー
コントロールの配置
画面左の「ToolBox」から配置したいコントロールを選択
画面中央「Designe」のフォーム又はコントロール上で左クリック
クリックしたところに配置されます。
注意して欲しいのは、コントロール上にコントロールを配置する際、制限を掛けてないので意図しない配置になるかもしれません。
コントロールの選択
画面左の「ToolBox」で一番上の空欄を選択
選択したいコントロール上で左クリック
複数選択する場合は「Ctrl」+ コントロール上で左クリック
複数選択しても移動やプロパティの編集は同時にできません(削除は可能)
選択できない場合(いくつかあります)
- コントロール右上に「▼」のマークがあるものは、このマークをクリックしてください。
- PropertyGridは上下のSplit部の端をクリックすると選択しやすいです
コントロールの削除
選択状態のコントロールを削除する方法は2つ
- メニューの「Edit」「Delete」
- 「Ctrl」+「Delete」キー
SWD4CS ー「開く」/「保存」ー
「開く」(designer.csを開く)
これは2つの方法があります。
1,メニューから開く
2,コマンドラインへファイルパスを渡して開く
です。それでは説明していきましょう。
メニューから開く
- Menuの「File」「Open」を選択
- 開きたいdesigner.csを選択
コマンドラインへファイルパスを渡して開く
- 開きたいファイルをドラッグアンドドロップ
- VSCodeから開く
「保存」
Menuの「File」「Save」を選択
保存には2種類の動作があります。
- designer.csを開かずに保存すると新規保存
- designer.csを開いて保存すると上書き保存
SWD4CS ーVisualStudioとの互換性テストー
互換性テスト
今までのSWD4CSはVisualStudioで編集したdesigner.csは読み込めませんでした。これはdanpapaの手抜きによるものですw
いつまでも独自フォーマットを使用するつもりはなく、ある程度動作確認が取れたら、対応させようかと・・・
まぁ、少し手が空いたのでやってみました。。。めちゃくちゃ面倒。1か月くらい掛かってしまいましたが、何とかそれらしくなってきたようです。
出来ること(多分)
・以前のSWD4CSで編集したdesigner.csの読み込み(若干レイアウトが崩れるかも)
・VisualStudioで編集したdesigner.csの読み込み。まだ対応していない部品はたくさんありますが、気が向いたら。。。
テスト動画
youtu.be
SWD4CS ーイベント処理のテストー
イベント処理
これ、実際手で書いてると面倒なんですよねぇ。。。ってことで、VisualStudio等みたいに自動で追加する機能を考えていたんです。プログラムが面倒になるなぁって思いながら・・・横着なdanpapaは思い付いてしまいました。思ったより簡単に作れそうなので、とりあえずテストです。
まだ使いにくいですが、何となく動きそうです。ただし、VisualStudio等の書き方と変わってしまうのが・・・まぁ気にしないw
とりあえず動画
youtu.be
SWD4CS ーおすすめの設定ー
おすすめの設定
SWD4CSについてのコメントで、「VSCodeの拡張機能でデザイナとVSCodeを統合できないか?」というようなコメントを頂きます。確かにその方がスマートなんですが、danpapaのスキル不足で・・・ということで考えたのがこれです(完全に手抜きです)
VSCodeの拡張機能「Open in Editor」を使って、VSCode上からdesigner.csをSWD4CSで開く。(文章で書くと分かりにくいですね)
設定方法
まずは「Open in Editor」をインストール
VSCodeの「設定」ー「拡張機能」ー「Open in External Editor configuration」ー「Alt-Editor:Binary」ー「settings.jsonで編集」をクリック
上から2行、これを追加しました
"alt-editor.binary": "C:/Users/HRY/Desktop/GitHub/SWD4CS/bin/Debug/net6.0-windows/SWD4CS.exe",
"alt-editor.args": "{filename}",
1行目はSWD4CSをビルドした場所なので、環境に合わせて変更してください
設定はこれだけです。
使い方
・VSCode上で「~.Designer.cs」を右クリック
・「Open in External Editor」をクリック
設定があっていれば、SWD4CSでDesigner.csファイルを開けるはずです。
(もちろん、VisualStudioで作成したファイルは開けません。新規で作成したもの又は、SWD4CSで編集したものだけです)
動画はこちら
youtu.be
SWD4CSについて
SWD4CSとは?
SWD4CSはSimple WinForms Designer for C#の略です。
Visual Studioが重くてVSCodeで開発がしたいと思い、danpapaが作成しました(作成中ですが。。。)
開発環境
当初はVisual Studio 2022(DotNet6.0 + C#)で開発していましたが、現在はほとんどVSCode + DotNet6.0(C#)で開発しています。
開発環境のセットアップ
(インストール、設定、C#用拡張機能等は詳しい情報がすぐ見つかるはずなので省略)
SWD4CSのBuild
- GitHubのここからソースコードをダウンロードとかして下さい
- ソースコ ードのフォルダをVSCodeで開きます
- VSCodeのターミナルに「dotnet run」で実行できるはずです。danpapaは複数のファイルを一つにまとめたいので「dotnet publish -c Release --self-contained true -r win10-x64 /p:publishsinglefile=true」を使ってBuildしています
SWD4CSの使い方
(以下はこれから記事を追加していく予定です。)
- おすすめの設定ーVSCodeの拡張機能(Open in Editor)を使って、Designer.csをSWD4CSで開く
- Designer.csを「開く」/「保存」
- コントロールの配置/選択/削除
- コントロールの移動/サイズ変更
- コントロールのプロパティ変更
- イベントの追加/削除
機能はすごくシンプルなので、これくらいしか説明することはないですねw
SWD4CSの追加機能
現状欲しい機能がないので、とりあえずこれくらい(実現できるかは不明ですが。)
SWD4CSを使ったソフト開発
- AI学習用画像分割ソフト(作成中)
- VSCode+WxWidgets用の環境設定ソフト(以前記事にしたソフトを書き直す予定)
- WIndows11用アプリランチャー(Windows10にあった機能:タスクバーにメニューを追加、みたいなもの)
まぁ、動作確認の為に使ってみないと。。。(バグはまだあるはずです)
関連リンク
github.com
youtu.be
youtu.be
youtu.be
VSCode(C#) + WinForms その3
SWD4CS
先回の記事
danpapa-hry.hateblo.jp
今回はプロパティについてです。
先回まではDataGridViewというコントロールで表示していました・・・がPropertyGridコントロールという便利なものがあるのに気が付きませんでしたw
これ、VisualStudioにあるプロパティを表示するものとほぼ同じ機能を・・・ま、とても便利な機能なので、差し替えました。
スクリーンショットはこれです
思い付きでプログラム書いてると、このような修正が沢山出てきますねw
プロパティの表示はこれで解決できましたが、全てのプロパティに対応出来た訳ではありません。少しづつ追加していく予定ですが・・・
読書き対応プロパティ(タイプ)
- System.Drawing.Point
- System.Drawing.Size
- System.String
- System.Boolean
- System.Int32
- System.Windows.Forms.AnchorStyles
- System.Windows.Forms.DockStyle
- System.Drawing.ContentAlignment
- System.Windows.Forms.ScrollBars
- System.Windows.Forms.HorizontalAlignment
- System.Drawing.Color
とりあえずこんなところでしょうか。(まだ不具合はあるかと思いますが。。。)
このなかでSystem.Drawing.Colorというやつが一番面倒でした。いい方法が思いつかず、ひたすら単語のコピペw
まぁ随分使いやすくなってきたと思いますが、ソースコードはぐちゃぐちゃですw
github.com
プロパティはこれくらいにして(必要であれば追加)、次はコントロールの階層表示にでも取り掛かりますかねぇ。。。